薬味が体を変える。

刺身に添えられた、
黄色い菊の花。

天ぷらの横にある、
大根おろし。


あなたはいくつ、
日常に潜む「薬膳」に
気づけていますか?


過ごしやすい日が
増えてきましたが、

季節の変わり目、

体調など崩されていませんか?

さて、今日は私たちの
すぐ目の前にあるのに、

意外と知られていない
「日常の中に隠れた
身近な薬膳」

についてお話ししようと思います。

特別な生薬を買いに行かなくても、

実は私たちが普段
目にする食卓には、

先人たちの知恵がつまった
「薬膳」があふれているのです。

たとえば・・・

お店やスーパーで買う、
美味しいお刺身。

パックを開けると、

よく端っこに
「黄色い菊のお花」が入っていますよね。

「綺麗な飾りだな」と思って、

そのまま生ゴミと一緒に
捨ててしまっていませんか?

・・・実は、
あれこそが立派な『薬膳』なのです。

菊の花(菊花)は
古来より中医学で、

目のカサつきやかすみ、

頭にフッと上ってくる
不快な熱をすーっと
鎮めてくれる

食材として重宝されてきました。

食べ方はとっても簡単です。

捨てずに、お醤油の中に
パラパラッと花びらを散らして、

お刺身と一緒にいただくだけ。

菊の花が持つ殺菌・解毒作用が、

お刺身による食中毒を防ぎ、
胃腸をそっと守ってくれます。

それから、

サクサク美味しい「天ぷら」。

「本当は大好きだけど、
油っこいから胃もたれが心配で・・・」と、

少し敬遠されていませんか?

そんな時こそ、

ぜひ「大根おろし」を
たっぷり添えて食べてみてください。

大根には強い消化力があり、

お腹に溜まった
不要な「気」を
巡らせてくれる働きがあります。

油っこい天ぷらで
胃腸がバテてしまわないよう、

先人たちは大根おろしを
添えることでしっかり
胃を守っていたのですね。

そう、天ぷらと大根おろしは、

昔の人が考えた
最高の「予防薬膳セット」なのです。

さらには、秋が近づくこれからの時期。

食卓の楽しみといえば、

今が旬の「秋刀魚(さんま)」ですよね。

「ジューシーに焼いて
大根おろしで……」
と思いがちですが、

実は薬膳の観点から見ると、

脂や栄養が落ちてしまう
塩焼きは少し
もったいない調理法でもあります。

秋刀魚の持つ豊富な
養生パワーを丸ごと
美味しくいただくなら、

おすすめは断然「炊き込みご飯」です!

お米と一緒に炊き込むことで、

魚の旨味も栄養も
一滴残らずお米が吸い込み、

胃腸にやさしい
極上の養生飯に早変わりします。

本格的な秋になり、

美味しい秋刀魚が
手に入るようになったら、

ぜひ試してみてくださいね。

・・・いかがでしょうか?

特別な漢方薬を飲まなくても、

お料理の組み合わせや
ちょっとした食べ方の工夫ひとつで、

毎日のごはんがあなたと
ご家族を守る「最高の食事」に
変わります。

もちろん、今日お伝えしたお話は、

日常の中に転がっている
薬膳のほんの一部に過ぎません。

「私の体質には、

どんな食材や
調理法が合うんだろう?」

あなたの台所が、

今日から家族を守る
「最高の薬膳厨房」に生まれ変わります。

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