「最近、血圧が高いって言われたけど、
まあ大丈夫かな...」
と、放置していませんか?
実は、血圧はカラダの健康状態を
示す大切なバロメーターです。
もし、今日お話しする内容に当てはまる場合、
将来の脳卒中や心臓病リスクが非常に高くなるので
最後まで読んでみてください。
今は自覚症状がなくても
脳卒中や心臓病はたった1回の発症で
介護が必要になる程の大きな病気リスクが潜んでいます。
では高血圧を改善するために
何をやればよいかというと
・減塩を心がけたバランスの良い食事
・定期的な運動習慣
・禁煙やアルコール摂取を控える
・十分な睡眠の確保
・定期的な血圧の測定
・血圧を下げるサプリメント摂取
などなど選択肢はたくさんあります。
でも一気に実践するのは
「ハードルが高い…」と思いますよね?
大切だとわかっちゃいるけど
どれからやればいいの、、、と
健康になるための生活を
始められないという人は
多いのではないでしょうか。
そんな中で、
私のおすすめの一つを紹介すると
1日1本「バナナ」を食べることです。
バナナには血圧を下げる
カリウムを多く含みます。
カリウムを多く含む果物の中でも
バナナはトップクラスです。
100gあたりのカリウム含有量で
他の果物と比較すると
バナナ:360mg
いちご:170mg
みかん:150mg
りんご:120mg
カリウムを摂取することで
体内の余分な塩分を排出する
働きがあり、
血圧の上昇を抑えることがわかっています。
実際に
4週間バナナを
食べる前と食べた後の収縮期血圧を
比較した実験でも
135mmHgから127mmHgに減ったという
実験結果が出ています。
※引用:「バナナ摂取がもたらす血圧降下、便通促進、精神安定効果 -ランダム化単盲検並行群間比較試験-」
New Diet Therapy vol.37 No.3 2021
また、アメリカの米国心臓協会でも
DASH食(高血圧の予防や改善を目的とした食事療法)
として推奨されています。
食べるタイミングは
1日のうちで血圧が一番高くなる朝に食べると
血圧を下げる効果が期待できます。
さらに、バナナはごはんやパンと比べて
GI値が低い食品なので、
血糖値のコントロールにも役に立ちます。
朝食後の食欲のコントロールや
急な眠気にも襲われません笑
なので朝食にバナナ1本食べることを
おすすめします。
他にもバナナには
・免疫力を高める効果
・便秘の解消
・ダイエット効果
とたくさんの効果がありますが、
これはまたの機会に話したいと思います。
笹川先生より