食事は食べる順番が大切です。

「白米は控えてます」

「パンは我慢してるんです」

「糖質はなるべくカットしています」

グルテンとかリーキーガットなどにも

健康に気を使い、 とにかくカットする。

 

素晴らしい努力です。

でも、残念ながら、それだけでは不十分です。

実は、何を食べるかよりも “どう食べるか”の方が、

血糖値を大きく左右することが、

医学的にわかってきています。

 

そのカギとなるのが、「食べる順番」です。

同じ食事でも、順番を間違えるだけで

血糖値は一気に跳ね上がり、

インスリンが大量分泌されます。

 

たとえば…・いきなり白米から食べる

・空腹状態でパンを一気にかきこむ

・甘いものを最初に口にする

このような“順番ミス”が繰り返されると、

体は「インスリン過剰分泌」

→「効かなくなる」

→「脂肪が燃えず蓄積」

→「糖尿病へ進行」  

という恐ろしいスパイラルに陥っていきます。

 

では、どうすればいいのか?

答えはシンプルです。

野菜を食べてから  

→ タンパク質(肉・魚・卵)

→ 炭水化物(米・パン)

この順番で食べるだけで、

血糖値の上昇はゆるやかになり、

インスリンの暴走も抑えられることが、

臨床的にも確認されています。

 

しかも、これは食事制限ではありません。

食べる量を変えるのではなく、

「順番を変える」だけ。

 

糖質制限よりも簡単で、

リバウンドのリスクもない。

それでいて、糖尿病の進行予防にも

極めて効果的なのです。

 

だから結論として...

糖尿病になりたくないなら、

糖を断つ必要はありません。

ただ、「付き合い方」を変えればいい。  

本当に必要なのは、

「どう食べるか」という知識。

そして、体がよろこぶ順番で

“食べ方の変えていく”。

 

もし今の食習慣に

少しでも不安があるなら、

今日から始めてください。

未来の血糖値は、

あなたの“選び方”で変えられます。

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