自分の体に耳を傾けて。

健康診断で異常なしだったから大丈夫。

 そう信じていませんか?

 もちろん、 健康診断で「異常なし」と言われれば、

 ごくごく当たり前の反応です。

 「今年も異常なしだった」

「数値は基準範囲内だった」

 その言葉に、 あなたもホッとした

経験があるのではないでしょうか?

 

 でも、実はその「異常なし」という言葉に、

 見落とされている“危険のサイン”が潜んでいる

ことを あなたは知っていますか?

 

 というのも... 臓器の異変は、

 痛みや不調として現れることがほとんどありません。

 

 しかも、 血液検査や一般的な健康診断では、

 “数値が異常になって初めて

”問題が発覚する仕組みなんです。

 

 つまり、 数値に現れたときには

「時既に遅し」ということ。

 

  腎臓は50%壊れても

 ほとんどの人が異変に気づかない

肝臓は70%壊れても

 血液検査では「正常」と表示されることがある 

 

膵臓の異変は「食後の異常な眠気」や

「慢性的なだるさ」として現れる こんな状態でも、

健康診断で「異常なし」と診断されたら、

それは健康と言えるのか...?

 

腎臓や肝臓、膵臓といった“沈黙の臓器”は、

痛みや違和感がないまま静かに壊れていきます。

だからこそ、 気づいたときには…

「え? こんなに悪くなっていたなんて…」 と、

突然深刻な事態を突きつけられる

ケースが後を絶ちません。

 

「自分は健康だから関係ない」

それこそが最大のリスクかもしれません。

「なんとなく体が重い」「最近、むくみが気になる]

「やたらと食後に眠くなる…」 そんな小さな違和感が、

“沈黙の臓器”からのSOSかもしれません。

 

「そのうち治るだろう」「年齢のせいかな…」

そうやって見過ごした結果、

ある日突然、取り返しのつかない状況に…

「もっと早く知っていれば…」

そんな後悔をしないために、

ちょっとした、体の異変を見落とさない事が

大切になります。

IMK Books