鼻呼吸にはもの凄い効果があります。
睡眠の質が良くなる、体内に取り込める酸素量が増える、
気道や血管が広がる、心拍数が下がる他、
鼻呼吸での運動は有酸素運動と同じ効果で、
しかも疲労物質の乳酸を少なく出来る。
そして一酸素窒素の生成、分泌が良くなる。
この一酸化窒素がとても重要です。
「一酸化窒素」は、すべての血管の内側の
血管内皮細胞から生成されています。
そして鼻の粘膜からも常に放質されているそうです。
一酸化窒素の効能を簡単に上げてみます。
動脈硬化、脳卒中、脳梗塞、
心筋梗塞、心臓発作などの予防。
コレステロールを減らし、血栓が出来にくくなる、
血管修復向上、活性酸素を取り除く為、老化を防ぎ柔軟性を保つ。
脳内では大脳皮質や海馬の長期増強があり、
記憶力のアップ、痴ほう予防になり。
他にも、血圧調整、恒常性維持、神経伝達、免疫、呼吸機能に
大切な役割を持っています。
あるノーベル賞の科学者は
「一酸化窒素は人体に備わった防御機能であり、
循環器系のすべての病気を防いでくれる。」
と言うほどです。
ゆっくり鼻から吸って、ながーく口から吐く腹式呼吸で
一酸化窒素の分泌をうながし自律神経の調整もできます。