熱中症予防にしっかりと
水分を取らなくてはいけません。
体にとって水分は
なくてはならないものです。
しかしその水分も
毒に変わる事があります。
それは「過剰摂取」です。
一日に10リットルの水を飲むと
「水中毒」を起こしてしまいます。
これは、血液中のナトリウムイオン濃度が
低下して起こります。
体内の成分バランスが崩れ
筋肉や内臓、脳まで
正常に働かなくなってしまいます。
初めは疲労感、頭痛、嘔吐、むくみ、などですが。
重症になると痙攣、錯乱、意識障害、肺水腫、心不全、
そして、全身の機能障害を起こし死に至ることもあります。
しかし、10リットルの水を飲むのは
とても大変ですが、
20分間で2リットル飲んで
水中毒で死亡した例があります。
(このケースは本人の体調不良が
重なったものだと思います。)
全てそうですが
体にいいからと言って
摂りすぎは毒になります。