椎間板ヘルニアとは
背骨の骨と骨の間にある
クッションの役割を果たしている
椎間板の一部が飛び出して神経にあたり
痛みやしびれをひき起こす病気です。
背骨の後方には骨に空洞があり
その中に脳から出ている神経が
手足や内臓に繋がり支配しています。
その神経の一部が飛び出した椎間板で
圧迫を受けるとシビレや痛み、
体の機能低下と言った症状が出ます。
ヘルニアの大きさや神経の圧迫の
強さによって症状が変わり
酷ければ痛みで動けなくなる時もあります。
症状は徐々に表れる時もあれば
急激に出る場合もあります。
ヘルニアが大きく強い痛みが現れている時は
手術をお勧めしますが
軽度の場合は体のバランスを整えれば
痛みが無くなります。
そして、健康な60歳代の男性
50名を検査したところ半数に
ヘルニアが認められましたが
特に腰の痛みが無く
症状が無いとの結果があります。
つまり腰痛でヘルニアと言われても
ヘルニアが原因で痛みが出ているとは
限らないと言う事です。
ヘルニアと言われても、体を整えれば
痛みが無くなることは多いです。