「静脈瘤」と言う言葉は、聞いたことがあると思います。
下肢の皮膚表面に血管がボコボコ浮き出たり
ミミズがはっているようだったり
蜘蛛の巣状に血管が広がって見えたりしています。
動脈は心臓から血液を送る道です。
そして静脈は血液を心臓に戻す道です。
静脈には逆流を防ぐ弁がついています。
しかし、その弁が何らかの原因で機能しなくなり血液が逆流し
静脈不全を起こし、それが慢性化すると静脈瘤にまります。
この静脈の弁は一度壊れると元には戻りません。
静脈瘤の原因は、おもに立ち仕事、加齢、肥満
そして、妊娠中、産後に多いと言われいます。
静脈瘤になってしまったらそれ以上悪化させない様に
弾性のストッキングや加圧のサポーターを日中つける。
対症療法になります。
症状が強ければレーザーで焼くのがお勧めです。
しかし、まずは予防!
筋肉をつけましょう。
大股歩き、階段の上り下り、
踵上げ(背伸び)をして
ふくらはぎを鍛えて下さい。
食事も大切。
下肢静脈瘤によるむくみにはポリフェノールが良いです。
食物繊維を多く摂りましょう。
皮膚や血管を柔らかくするには
赤唐辛子、ニンニク、たまねぎが有効です。
酷くなる前に予防して下さい。
