呼吸の話 (2)

今回は、簡単な呼吸の仕方と自律神経についての話です。

呼吸は、胸式と腹式の二種類と、ゆっくりした呼吸、はやい呼吸に分かれます。

ゆっくりとした呼吸は副交感神経を、はやい呼吸は交感神経を優位にさせます。

胸式は胸郭による制限のため、もともと効率の悪い呼吸ですが、姿勢やケガや加齢により 

胸郭の柔軟性が低下すると、より効率の悪さを生じ、交感神経を優位にさせてしまいます。

腹式は横隔膜や腹横筋の働きを伴い内臓にゆらぎを与え副交感神経を優位にします。

私の治療院でも、腰痛などの慢性的な体の痛みがある人は交感神経優位です、

この状態だと、慢性の腰痛、頭痛、肩こり以外にも体の不調が改善されにくくなるので、

副交感神経優位の呼吸法をおすすめします。

実際の方法としては、腹式で鼻から吸って口から二倍の時間をかけて吐くのが、行いやすい

方法です。また、腹式と胸式を5回ずつ交互に行う方法もあります。

高血圧、がん、糖尿病、免疫疾患、心身症などをはじめ多くの疾患でも使用されています。

正しい知識を持ち、継続的に行ってほしい健康法、治療法の一つです。