気が付いたら、手の指先が痛くなっていた。
最初は指一本だったのにいつのまにか、あっちも、こっちもと、痛い指が増えてしまった。
そんな経験をした方は多いと思います。
この痛み、ほとんどが「へバーデン結節」です。
これは、指先の第一関節部分の骨の変形です。
第一関節の両側にコブのような結節が出来て炎症を起こして痛みを感じています。
他にも、指の第二関節にできる「ブジャール結節」もあります。
これらの原因は、手の使いすぎの場合と、ホルモンバランスの異常からの場合がありますが、
どちらとも言い切れません。
しかし、9割方女性に見られ、40歳ごろから現れる為、
ホルモンのバランス異常が有力かもしれません。
関節リュウマチも指先の変形や痛みが症状に有りますが、
リュウマチの場合は、変形の前にこわばりが現れる事が多いです。
朝起きた時、手を握って下さい。
両手の指がこわばり、握りづらい感じが半年も続いていたら血液検査をお勧めします。
リュウマチは、今若い方(20歳代)にも多くなってきています。
原因も色々ですが、近年ストレスによる体調異常が大元と言われています。
「へバーデン結節」は、いきなり両手に出る事は稀です、こわばりも稀です。
ただし、出産経験の無い30~40歳の女性は、
手の関節に炎症を起こしやすいので注意してください。
では、「へバーデン結節」どうすれはいいのか?
自分で出来る治療法は次回にします。
