女性に多くみられる「骨粗しょう症」。
ある患者さん(60歳代)から
「カルシュウムも取っているし、運動も良くやっているのに、
骨年齢が80歳代と言われてしまいました、どうしてですかね?どうすればいいですか。」
こんな意見を寄せられたので「骨粗しょう症」についての話です。
この原因は色々ありますが、体質的なもの、塩分の摂りすぎ、タバコの吸い過ぎ、
カルシュウム、タンパク質、ビタミンDなどの不足、運動不足、加齢・・・。
色々あげられますが、いろいろな原因が重なっているようです。
今回の患者さんから、よく話を聞くと、
食事や生活習慣は良いのですが、運動の仕方と仕事のストレスではないかと思われました。
特に運動の仕方ですが柔軟体操だけで筋肉を伸ばし柔らかくすることだけになっていました。
これでは、骨に刺激が十分に入らず骨の生成が不十分になります。
しっかりと骨に刺激の入る運動をしてほしいのです。そして、続けて下さい。
骨に刺激が入ると、骨は頑張ろうと骨密度を増やします。
ある研究では、若い時からしっかりと運動をしていると「骨粗しょう症になりにくい」
と言う研究データがあります。
男性ならば週一回、女性ならば毎日少しづつ運動をお勧めします。
ストレッチではなく、骨に刺激の入る運動(ジョキング、サッカー、テニスなど)
高齢者は大股で、かかとからしっかり着いて歩くだけでもいいです。
特に女性の方、まだ間に合います目標を持って始めて下さい。
